64日目。やってしまった。
夜中に食べてしまうクセは野菜で回避する打開策(妥協策)で落ち着きました。酒飲むな?じゃあ夜の時間を半分ぐらいにしてくれと言いたい。眠れない、長い長い夜は孤独で、あまりにもつらすぎる(´;ω;`)
そんなことはいいとして、やってしまった誤配膳。です。しかも腎臓食の方に普通食。ひええええッ。先輩スタッフが気付いてくださって、味噌汁は未遂ですみましたが…。
おまっ、元々は管理栄養士だったんじゃねーのか。お食事間違えるって、まじか。心構えがなってない。気を引き締めていけ。
そして初めての送迎を体験しました。入社二週間にして。まじか。添乗してるだけだけど、一瞬でもご利用者様と施設の外で一対一になる。こ、こわい。今日初めて会った方とかもいるのに。緊張朝の時間から、今までにない疲労感。どう考えても時期尚早です!!。゚(つД`)゚。
ハイエースが細い路地をくねくね走っていくのはすごい…車の運転は苦手だし、そもそも超方向音痴(スマホのナビ見ても道に迷うレベル)の私にはできない芸当だ…。
今日の記録。
【今朝の体重】62.5kg(前日比+0.1kg)
【朝ごはん】
コーヒー、きゅうりの漬物、韓国海苔、すっきりCa鉄。
【お昼ごはん】
夏野菜オムレツ、ウインナー、豚肉としそチーズのくるくるカツ、かつおのタタキの竜田揚げ、ちくわ磯辺焼き、トマトとベビーチーズ、デザートチーズ。
お弁当にすると驚くほど捗るMEC食。
【夕ごはん】
アスパラ、カマンベール、もずく、貝わさび。ハイボール。
母が良いアスパラを社販で買ってきてくれたので。あと疲れた身体に染み渡る、安定のもずく酢。
MEC食の私ですが、時々はデイケアで出されるお食事も取ろうと思います。職員も委託の給食会社さんに事前に頼めば、同じ献立の職員食を300円くらいで食べさせてもらえるんです。量はちょっと多いらしい。笑
さすがにご利用者様が食べてるものを、どんな感じのものか知らないっていうのはどうなんだろうって思って。
しょっぱかった、肉が硬かった、和え物の味が薄かったとか。あれが美味しかったとか。少しでも知れたらいいなって。あと骨なし魚をまた食べたい笑
私も最初は委託の給食会社の栄養士でした。栄養大学を卒業して、どうにか拾ってもらえた大切な職場でした。大変だったけど、善意があった。店長やパートのおばさま達とケンカ(?)もしたけど。
「〜さんのお食事を落としちゃったからもう一食あげてください」って介護士さんに言われて、「こんにゃろおおう!アアアア!!!」って思いながら急遽一食用意したりしました。それがミキサー食だったら半泣きでした。笑
そこから管理栄養士の受験に合格して、特養の管理栄養士になって。入居者さまの日々のわがまま…というか、お粥にしたいごはんにしたいっていうコロコロ変わる要望とか、この人は入れ歯ないけどいつも刻み食を見ては「こんなにしちゃったの?」と言うって介護士さんから聞いて、じゃあ大刻み食を試してみようってことを委託の給食会社さんに伝えるようになって。施設の管理栄養士も苦労してたんだな、言いにくいけどご利用者さまのために頑張ってたんだなって解って。
ようやく介護士として働き始めた今は、「落としちゃったからもう一食あげてください」の苦労がよくよく分かります。介護士さんだってものすごく忙しかったでしょう。大変だったでしょう。心苦しかったでしょう。
ご利用者さまは「私だけご飯がきてない!」と叫んたりしませんでしたか。それとも穏やかに「待ってます」と言ってくれましたか。
その大変さを緩和することこそ、委託栄養士の使命、ひいてはご利用者さまの安楽に繋がったんじゃないか。今ではそう思います。
私は委託栄養士で厨房を任されていたころ、施設さまにすごくよくしていただきました。とんでもない失敗も「頑張ってくれているから」とカバーしていただけました。クビが飛ぶかと覚悟した、あの瞬間。委託の身にはありがた過ぎて申し訳ないほどのお言葉です。
デイ用の花見弁当を作ったときは、店長や施設の管理栄養士さんと話し合って「これぞ花見弁当!」と言えるようなお弁当を作りました。そうしたら、デイのほうから突然呼ばれて、この方たちが今日のお弁当を作ってくれました!と紹介されて拍手をいただけたことは、絶対に一生忘れません。
一介の、たかが委託の、当時「管理」の二文字も付いていないたかが栄養士が、デイのご利用者さまと触れ合えた。直接「ありがとう」と言ってもらえた。見に余る光栄です。素晴らしく、ありがたいことです。
そんな感じで、私はだんだんと食の現場から介護の現場に移ってきました。これからも頑張ろう!と思えます。私は大好きな介護することで命を得ているんだ。たぶん。
今日もごちそうさまでした。